発送不要、近場で安心「車いすレスキュー」 元デンソーエンジニアが訪問整備 (中日新聞)

> 車いすのブレーキやタイヤがすり減っていないか、フレーム全体がゆがんでいないかを確認する。汚れがあれば清掃も行う。「困っている利用者に少しでも喜んでもらえれば」。訪問型の整備を手がける「車いすレスキュー」(安城市横山町)の代表、山下亮(あきら)さん(67)は力を込める。

 地元企業のデンソーでエンジニアとして、自動車部品の研究開発などの仕事をしていた。定年が近くに迫った2020年、同社が母体となった、車いすの整備を手がけるNPO法人「アジア車いす交流センター」に参加。亡くなった父親の介護で車いすを使っていた経験が背中を押した。…

 自動車関連の部品会社がひしめく当地ならではの定年後のお仕事?定年後、暇を持て余している機械系、電気系の技術屋はあまたいると思われるが、かっての活躍は企業の組織の中での技術屋だったということで、決められた狭い領域での活躍しか出来ない企業人癖というものが制約してしまうことが多いが、その壁を乗り越えて能動的に動ける人のようだ。特に大きな企業の技術屋は、点のような領域での仕事しかしてこなかったので、実際の現場でのモノづくりに関わる様々な領域と関連しての仕事が出来ない(発想は出来てもその表現方法である設計図面が書けないとか..)。所謂、潰しが効かない場合が多いのだが、それを乗り越えたということのようです。

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